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新型コロナウイルスが流行する中、1万2300人を超えるニューヨーカーがボランティア活動に参加。その中でも芸能関係者やクリエイティブ業の人たちは、持ち前の想像力を活かしてユニークな活動を行っている。ニューヨークタイムズが29日、報じた。
映画やテレビ番組のロケ地を探す専門家、ジェニファー・ラインさんは、市内を隅々まで熟知している。先月末、市の病院協会が病床不足を解消するため、仮設病院として使うために適当なスペースを探すチームに参加した。「ニューヨークが大好き。この街のために頑張りたい」と話している。
ブルックリン区の舞台衣装制作者、ローラ・アンダーソン・バーバタさんは、青と白の生地からマスクを作ってホームレスシェルターの清掃員などに寄付した。
ブルックリン区在住の写真家、サマンサ・カソラリさんは、英国の写真家、マーティン・パーさんや世界的に有名な写真家に声をかけて写真を寄付してもらい、インターネットを通じて販売。140万ドルの売り上げを達成して、クイーンズ区のエルムハースト病院に寄付した。 市の高級宝石商、リサ・コブス・バリアス夫妻は社会的距離を取ることを推進しようと、「キープ・バック・6フィート」と書かれたロゴを野球帽やビーニー帽に付けて販売し、その売り上げを子どもの飢餓撲滅運動を行う非営利団体、ノー・キッズ・ハングリーに寄付。子どもたちの2万食分の食事を購入できる寄付金を同団体に送ったという。
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